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再・利活用できる古民家を見極めるコツ(その一)

2019/09/19

古い「たてもの」には、これまでの歴史や文化、先人の技術がギュッと詰めこまれていて、たくさんのことを教えてくれます。

使い勝手も見栄えも良くなる知恵、いつまでも見飽きることのない精巧な技術、決して流行りも廃りもしないけれどこの上ない粋な格好良さ…。

そんな古さを静かに受け継いできた建物を、残したい。守りたい。そして、生かしたい。

 

誰かが暮らしを営んできた建物を、大切に住みつないでいくこと。

あるいは、人が集う場などへ生まれ変わらせること。

建物は決して使い捨てではありません。丁寧に、心をこめて使うことで、古民家の価値をむしろ高めることができる、と私たちは考えます。

昔から受け継がれてきたものを大切にすることは、このまちがつないできたものを大切にできること。

私たちは、その想いをもって、建築に取り組んでいます。

私たちの想い…は、コチラ

 

これまで数々の物件に携わらせていただきました。

古民家・空家のすべてが、次のかたちへ再生できるわけではない。活用できるもの、できないものがある。

その判断はとても大切です。

私たちが今まで見てきたことから、活用できる古民家・空家を見極めるポイントをお伝えしたいと思います。

住まいやお店として、古民家や既存住宅(中古住宅)を探そうとしている方、探している最中で迷われている方、ひとつでも参考にしていただければ幸いです。

 

ポイントは6つ。

1. 立地条件 ~その建物は、どんな場所に建っていますか?~

2. 敷地・建物の大きさ・広さ ~“ちょうどいい”大きさを知る~

3. 現状の程度 ~はがしてみる、のぞいてみる~

4. 設備系の確認 ~水の流れ、電気の流れ~

5. 予算 ~“現実”は厳しくもあり、優しくもある、と敢えてお伝えさせてください~

6. 最後に ~古民家に対して想うこと~

 

ひとつずつ、順番にお伝えしていければ、と思います。

 

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