古い「たてもの」には、これまでの歴史や文化、先人の技術がギュッと詰めこまれていて、たくさんのことを教えてくれます。
使い勝手も見栄えも良くなる知恵、いつまでも見飽きることのない精巧な技術、決して流行りも廃りもしないけれどこの上ない粋な格好良さ…。
そんな古さを静かに受け継いできた建物を、残したい。守りたい。そして、生かしたい。
誰かが暮らしを営んできた建物を、大切に住みつないでいくこと。
あるいは、人が集う場などへ生まれ変わらせること。
建物は決して使い捨てではありません。丁寧に、心をこめて使うことで、古民家の価値をむしろ高めることができる、と私たちは考えます。
昔から受け継がれてきたものを大切にすることは、このまちがつないできたものを大切にできること。
私たちは、その想いをもって、建築に取り組んでいます。
私たちの想い…は、コチラ
これまで数々の物件に携わらせていただきました。
古民家・空家のすべてが、次のかたちへ再生できるわけではない。活用できるもの、できないものがある。
その判断はとても大切です。
私たちが今まで見てきたことから、活用できる古民家・空家を見極めるポイントをお伝えしたいと思います。
住まいやお店として、古民家や既存住宅(中古住宅)を探そうとしている方、探している最中で迷われている方、ひとつでも参考にしていただければ幸いです。
ポイントは6つ。
1. 立地条件 ~その建物は、どんな場所に建っていますか?~
2. 敷地・建物の大きさ・広さ ~“ちょうどいい”大きさを知る~
5. 予算 ~“現実”は厳しくもあり、優しくもある、と敢えてお伝えさせてください~
ひとつずつ、順番にお伝えしていければ、と思います。
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