5. 予算のこと ~“現実”は厳しくもあり、優しくもある、と敢えてお伝えさせてください~
その建物でやりたいこと、叶えたいことは何ですか?
そのために、建物をどんな風に変えていきたいですか?
想いをかたちにするために…
壁を取り払って空間を広くしたい。
床も壁も天井もきれいなものに変えたい。
部屋を増やしたい。
大きな設備を導入したい。
などなど、希望を提示していきます。
そして、これはいくらくらいかかるか、このくらいあればできるのではないか、と想像されると思います。
この時、知っておいてほしいことがあります。
希望をすべてかたちにしようとするなら、ほとんどの場合、想像される以上に費用がかかる、ということ。
古民家再生のハードルを上げるようなことは決して言いたくないのですが、
「何でもできます、叶えられます」と言いながら、多額の費用を請求したり、
想像をはるかに超えた見積を突き付けて、後から泣く泣く削らせるようなことをしたり、
そんな嘘をつくようなことをしたくないから、敢えてお伝えしたいのです。
建物を生かし、将来も永く使っていくため、
今だけではない、次の「かたち」にも、その次の「かたち」にも繋いでいけるようにするため、
今さえ良ければいい、のではなく、後世のことも考えたものにするため、
そういった再生を私たちは目指して、お客様のご希望と、その建物に一番合ったものをご提案したいと考えています。
希望から想像をふくらませていくことだけではなく、
希望と予算をきちんと伝えていただければ、
その建物の現状の中で、今在るもので生かせる部分や新しく加えるものを見極め、
予算の中で最大限に希望をかたちにできるご相談をさせていただくことができると思います。
専門家ならではのアイデアで、さらに価値を上げる再生ができる場合もあります。
厳しい“現実”ばかりではない、相談しあい、アイデアを出しあっていくことで、“現実”は優しくもある、と思います。
<再・利活用できる古民家を見極めるコツ>
1. 立地条件 ~その建物は、どんな場所に建っていますか?~
2. 敷地・建物の大きさ・広さ ~“ちょうどいい”大きさを知る~
5. 予算 ~“現実”は厳しくもあり、優しくもある、と敢えてお伝えさせてください~
<住まいの“改修(リノベーション)”・“修繕(リフォーム)”から、建物をより良く生かす“再生”まで>
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