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再・利活用できる古民家を見極めるコツ(その七)

2019/10/04

6. 最後に ~古民家に対して想うこと~

古民家の特徴として、

今では簡単に手に入らないような、じっくり育った密な木材が使われていたり、

今の時代とは違い、必要な時間以上に手刻みで丁寧に仕上げられ、時には遊び心も散りばめられていたり、

先人の努力の「賜物」に、何度も驚かされ、感心させられます。

 

それは、流行ることも廃ることもない、ずっと見ていられる、魅せられる、「センス」なのだと。

今の新築には少ない、

昔の暮らしを気配を感じたり、

古い友人の家を訪れるような感覚になったり、

古い建物にしかない、懐かしさや味わい深さといった魅力に惹きつけられます。

 

これから使おうとする建物で、昔、どんな暮らしが在ったのか。

どんな営みが行われていたのか。

そういうことを知ることも、これからのより良い使い方につながると思います。

 

敷地に立ち、建物に立ち、感じること。

目に入る全体の雰囲気や、触れる空気を感じること。

この建物を継ぎたいという直感。

というものも大切だと思います。

 

昔から伝えられる、吉とされる方角。

より良いとされる向き。

玄関や窓、水廻りの位置など、東西南北を確認しながら見ること。

「気」の流れ、を感じることも大切だと思います。

 

合理的ととらえるか、「スピード優先」の現代社会の中で、文化・技術の継承は後回しになっているようにも思えます。

昔から大切に受け継がれているものには、意味がある。

それを受け継ぎながら、つなぐべき建物を見極めていく。

「古民家」とは、明確な定義はありません。

昔ながらの土壁でできた家や茅葺きの家等でなくても、

歴史や文化を感じさせられる建物はたくさんあります。

それらを見極め、価値ある建物が残っていくことで、

価値あるまちができ、

住み継ぎたい場所になるのだと思います。

 

<再・利活用できる古民家を見極めるコツ>

1. 立地条件 ~その建物は、どんな場所に建っていますか?~

2. 敷地・建物の大きさ・広さ ~“ちょうどいい”大きさを知る~

3. 現状の程度 ~はがしてみる、のぞいてみる~

4. 設備系の確認 ~水の流れ、電気の流れ~

5. 予算 ~“現実”は厳しくもあり、優しくもある、と敢えてお伝えさせてください~

6. 最後に ~古民家に対して想うこと~

 

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