「西条酒蔵群に映えるチョコレートのお店」
その角を曲がった先にたたずむ1軒の古民家。そこをチョコレート専門店“御饌cacao”に再生する工事をさせていただきました。
西条酒蔵群の中にあり、その建物自体も、赤瓦になまこ壁と、西条の歴史や文化を携えていることから、景観を意識した、まち並みに溶け込むデザインをご提案しました。
店の外観を印象づける瀬戸漆喰の白い壁や窓の格子には、この建物にもともと施されていたなまこ壁や格子のデザインを採用。
建物がもっていたかたちを意識し、大幅にデザインを崩さないながらも、ふと足を止めたくなる雰囲気に仕上げました。
柱や梁、壁など、古いけれど生かせる素材は最大限生かし、新しく加えるものはできるだけ地域性のあるものを使用。瀬戸漆喰の壁、オブジェとして店内のアクセントになる赤瓦の壁、飲食スペースへ導く赤レンガの道など、落ち着く店内を「西条らしさ」が包みます。
古いものをただ新しくするのではなく、もともと価値のある建物の価値をさらに上げるために、大切に残したいもの・再現していくべきもの、新しいかたちで表現していくところを意識してつくり上げました。
<住まいの“改修(リノベーション)”・“修繕(リフォーム)”から、建物をより良く生かす“再生”まで>
<お問合せは こちらから>
<受け継がれるもの、ずっと残せるものを共につくりませんか? 社員募集… こちら>