「福富古民家再生プロジェクトのお手伝い」
昨年度より近畿大学の谷川先生の依頼により、73アーキテクトの中脇さんと共に福富古民家改修工事の工事の一部をさせて頂きました。
弊社が伺ったときにはすでに内部は一部解体されていました。近畿大学の学生さんが解体されたそうです。ここまで解体するにあたってとても大変だったと思いますが、きれいに解体されてありました。
着手前の状況です。
こちらは当初便所があったところですが全体的に広すぎるので減築しました。
途中正月を迎え。。。
更に解体しないといけないところを解体した後に、まず補強工事に入りました。
腐った部分の柱の部分入れ替えているところです。
新しい木は次第に痩せてくるのでひと回り大きいサイズでつくってます。
木工事状況です。
古い建物は痛み、傾き、曲りなど直すにあたって検討事項が多くあります。
見極めが非常に重要です。
補強をしつつ
大開口の建具が入る部分です。
左官工事です。
囲炉裏もつくってます。
学生さんによる塗装
今回全ての工事が完全に完了した訳ではありませんが、3月を区切りとして第一期工事を終えました。
駐車場
奥は浴室ですが、まだ未施工です。
ここは「星降るテラス」と名付けられました。
今後この場所は谷川先生の自宅でもありながら人が集える福富の拠点を目指しておられます。中山間地域が衰退する中、このような取り組みは大変地域にとって力強い存在になるのではないかと思います。そして、弊社としてもこのようなプロジェクトに参加させていただいたこと、価値のある古民家を手掛けることができたことに感謝します。またつくったからには長く使われ続け有効に活用してもらいたいと願うばかりです。でも、きっとその願いは叶うように思います。
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