「活用の幅が大きく広がった離れの再生」
「うまく使われていなかった空間を、生活の中で使えるように変えてほしい」と施主様。畳の部屋を思い切って土間に変更、押し入れなどはうまく生かすことで、ものを収納したり作業の合間に休憩したり、人が集えば井戸端会議も…と、日々の中で使える場所になりました。
ひとつしかない出入口には、重く味気ないシャッターではなく、雰囲気のあるダークグレーの鉄板扉を採用。軽く開け閉めができる上に、すべて開けると大開口になり、庭と土間との空間が広くつながります。杉板で室内の要所要所の壁を補強し、耐震構造に。
時間の自然な流れによって趣が加わった壁や、4枚引き戸の窓など、生かせるところはとことん活用しました。
母屋や庭、全体の雰囲気も崩すことなく、さらに趣の増す改修になりました。
夕暮れ時、薄暗くなりかけた空を背景にすると、ちょっとそこで軽くお酒でも飲みながら、一日働いた疲れを癒したくなるような、そんなたたずまいです。
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