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西条をギュッとつめ込みました

2016/10/13

「酒まつり 2016 しっくい手形イベント 広島県建築士会東広島支部」

今年も酒まつりイベントとして10月8日に漆喰手形取りを開催しました。

今回は、例年より内容を変え新しいかたちで行いました。まず、手形を押す板そのものに、ひとつずつ意味を込めました。板のかたち自体を酒蔵に例え、屋根は赤瓦、ひもの取っ手に杉玉をイメージし、腰壁にはなまこ壁、中にとっくりを描き、とっくりに自分の似顔絵を描いてもらいました。そして、とっくりの左側に手形を押し、合わせることで「酒」の字をイメージしました。

今回は漆喰を手に付け板に押し当てるという、昨年までとは逆の方法にしたため、この押し加減については難しかったですが、付きにくくても、漆喰を使う意味に拘りました。当日は10時より開始して16時までの間、約280枚もの多くの方に体験して頂けました。

この板に込められた想いとして、酒と建築を融合させて、地域の特色を盛り込み、子どもも大人も郷土の個性を、本イベントの中から感じてもらい、失われつつある地域の宝を再認識して頂くことでした。それと同時に他地域の方にとっても、この東広島(西条)の特徴を知って頂くことでした。

今回も本イベントは無料で提供したのですが、他団体が活動されている半尾川再生事業に共に協力していくため募金活動を行いました。募金で集まった16,004円は、半尾側再生まちづくり倶楽部に酒瓶募金として全額寄付しました。

この地域で暮らしている私たちにとって、この伝統になりつつある酒まつり、そして建築士会の手形イベントを今後も継続していくことにより建築士会を通じて会員と郷土の繁栄に貢献できるよう、本活動も続けて行きたいと思います。運営する側も参加された側も楽しみながら行えたことが、何よりも酒まつりの醍醐味でもあり、実行してよかったと思いました。本企画に携われました全ての皆様、本当にありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。

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