東広島の地域に密着した工務店

ブログ

自然と共に在る、ということ。

2017/06/02

「山の地形からみてわかるもの」

この写真をみてわかるもの…当たり前の事ですが緑の部分の山には、山があり谷がある状態です。

今の地形はいつつくられ、いつからこの状態が保たれているのか?という疑問を感じました。

山は昔からあり、あまり深く考えた事なかったですが、今の形は一定の時代に落ち着き現在に至るものではないと思いました。

答えは今も常に変化していると思います。

山の形は常に変わって当たり前で、雨や風などの影響で少しずつ変化しているのだと思います。

 

矢印からもわかるように雨などで土砂が崩れ落ちた結果、現在がこのような地形となっています。

人間は、地球の中で人間だけ特別だと思うせいか、便利さや、ものの豊かさのために、地形から想像できる山の中になぜ谷があるのか、谷裾になぜ平地があるのか、この単純な結果を無視して、地形からわかる自然を無視した人間だけのための道路や家をつくっていると思います。

だから道路が破壊される災害がおこる。土砂災害にあう住宅もある。

ある意味必然ではないかと思います。

私たち人間も自然の一部、この地球に住まわせてもらっている。

この感覚を大切にしていけば単なる便利さだけのために道路をつくるのでななく、地球と共存していくためを考えた無理のない計画が必要だと思います。

そして、一回つくってしまうと、もう後戻りできません。

人口が減っていく中、維持するものばかりが増えてしまいます。

また人工物に永遠のものなどありません。

建物をつくる際も同じだと思います。

災害を想定し、受け入れることのできるものを、つくっていくべきだと思います。

あまりにも自然を無視し抵抗しているように思います。

<住まいの“改修(リノベーション)”・“修繕(リフォーム)”から、建物をより良く生かす“再生”まで>

<お問合せは こちらから>