「60年経った蔵の改修工事・後編 西条」
60年前にもなりますので、当時使用された材料は、ほぼ自然素材でつくられたものでありました。
外壁のみ一部モルタルが、おそらく後から施工されたものではありますが、塗られていました。
まずは、モルタル壁の場合中の木部が呼吸にしくいため、全て撤去しました。
撤去前
撤去後、土壁は一部補修
胴縁施工
焼き杉の腰板貼り完了
窓回り
土壁の補修
今回は、モルタルを使わず昔ながらの方法で直しました。土壁の場合、内部の木部が呼吸できます。
しっくい塗り完成
家紋も黒しっくいで仕上げています。
窓まわり
建物は致命傷になる前に直しておけば、いつまでも保つことができます。
これでこの蔵も、これから先も健在してもらえます。今回もいい仕事させていただきました。
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