主要道路から少し奥に入った
静かな場所にある赤瓦の古民家
大阪の設計事務所
Re+DesignLabの永井克典様より
ご依頼をいただき
リノベーションに携わらせていただきました
「クライアントが
自宅でお茶をたてられる
空間を希望されていたため
既存の空間を活かしながらも
茶室としての要素を
取り入れた空間を目指した
そこで既存の板貼りの底目地天井を
茶室の室礼を守りながらも
大胆に形状を変え
縁側へと連続する形状とすることで
新たな違う空間を提供し
さらには既存よりも
広がりを感じられる空間となった
(中略)
外部の引き違い窓については
特注の木製ペアサッシとすることで
全体意匠をまとめてくらながらも
居心地のよい場所となっている」
(Re+DesignLab HPより)
お施主様のご希望と
永井様の想い
そこに弊社として
変えるところ
生かすところ
を見極め
襖や障子など
残すべき価値のある建材は生かす
既存の木部と
新たな木の色をつなげるため
襖の縁を削り白木に戻すなど
絶妙に
色を合わせていく
やわらかさ
のある杉を多用
使う箇所によって
それぞれの杉が持つ色
白身や赤身や節のある部分
無い部分を使い分ける
内装建具を
ほぼ再利用
するなど
適材適所の施しで
完成イメージと
予算を合わせていく
見えにくい
隙間も見逃すことなく無くしていき
古民家で
懸念される気密の悪さを解消
などの
想いや拘りを込めていきました
敷地に
並ぶ母屋と離れのリノベーション
範囲の広い工事でしたが
ご希望に添って大きく変え
必要な部分だけ手を加えたところ
そのままのかたちで使い続けるところ
とメリハリをつけたなおし方ができました
大きくなおす
和室の断熱改修等には
補助金の活用
もしました
ひとつひとつ
お施主様の想い
をお聞きしながら
「かたち」にしていくことができ
「想像以上のものができあがり
とても喜んでいます」
と
お施主様より
嬉しいお言葉をいただきました
弊社も
素材へのこだわりや組み合わせ
内から外への空間の広がりのつくり方等
様々なことを学ぶことができました
確実に
一件一件積み重ねる度に
学びと強みが増しています
また
赤瓦の建物を手掛けた事
貴重な建物として
とてもうれしい想いでいっぱいです
ありがとうございました
設計:Re+DesignLab 永井克典 HP Instagram
撮影:臼井淳一 Instagram
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