「建築士の日イベント ずっと住み続けたいまち そこには美しい景観がある」
7月8日に広島県建築士会東広島支部主催事業による建築士の日イベントで講演会を行いました。
場所は福富にある近畿大学工学部の谷川先生の古民家で行いました。県内各地からお越しくださり総勢66名の参加者となりました。
時折降る雨も神秘的に見え美しい景色を背景にイベントを行いました。
近くのしゃくなげ館よりさくらもちを用意しました。
司会をFM東広島の井上洋子さんにお願いしました。
第一部の講演としてダブルスネットワーク株式会社の若本修治さんに欧州から学ぶ持続可能なまちづくりを学びました。
これまでの日本の常識が当たり前ではないということがわかる内容で東広島も参考にしなければならないと感じました。
景観は、これまでの社会の結果であり、良いも悪いも受け入れ、常に未来を想像し建築士として必要なものをつくっていかなければいけないと更に感じました。
第二部として若本さんと谷川先生による「将来を考えた本当の豊かな暮らし方とは」と題し意見交換会を行いました。
東広島のみならず、これから日本の地方都市には様々な課題があり、最後の参加者からの質問からも様々な課題を述べられましたが、将来とは、まだ見えない先を想像しての取り組みとなるので非常に難しい問題だと思いました。
今回、企画から担当として携わらせて頂き感じていますが、現状の問題点さえなければこのような企画自体する必要がなく、もっと明るい企画イベントをしてもいいのですが、これからの将来を考えると子ども達ふくめ、後世にとって明るい将来に近づけたいという想いから本イベント開催に至りました。
これまでの消費社会を見つめ直し、ものの豊かさから心の豊かさへの転換が必要な時代だと思いますが、谷川先生もおっしゃられた思想を変えるということも含め、価値観をもう一度見つめ直す時期に来ているのではないかと感じたイベントでありました。
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